『The Unit』備忘録(02/10/29話~最終話)

ついに最終回を迎えました。ファイナルの会場となったキンテックスには、すでに脱落した参加者たちに加え、DIAやハロビ、ソナム、ボプ、ニュイのアロン、スピカなども応援に駆けつけました。チェヨンめっちゃ抜くのやめてください。

 

○100文字要約

ファイナルミッションの様子が生中継され、男女ともにクオリティの高い舞台が披露される。家族からのメッセージや参加者の番組への思いなどの映像が流れたのち最終順位が発表され、デビューチームが確定した。(97)

 

ファイナルの進行を務めたのはサニ。ドユニに出演を決めた当初の映像(事前オーディションか?)やファイナルに向けた参加者たちの思いを収録した事前映像が流れたあと、脱落者も一緒にMy Turnを披露。

 

最終順位は2/4~2/9までの929,796票とリアルタイムSMS投票の合算で決定する。リアルタイムSMS投票は1メッセージにつき9票加算されてたらしい。SMS投票の方法をレクチャーするイジョンハとラッキーちゃんの映像が流れる。ここに来てラッキーちゃん推してくるの何なんですか?グッデイメンバーがピの後ろに座っててピがしゃべるたびにラッキーちゃん映ってたし、ラッキーちゃんでアイビアイ的なやつ作ろうとしてたら許しませんよ(ナイナイ)。

 

そして唐突に現在の9位候補の4人が発表される。後からもう2回発表されていたのでここにまとめておきます。1回目でエンシアとホジョン呼ばれてるの訳分からないんですが・・・9位付近からリアルタイム投票で3位まで上がったってこと?リアルタイム投票でそこまで大幅に変わっていいのかは疑問。3回目で9位候補に挙がっといて結局15位なスウンもよく分からん。

<1回目>

女子:エンシア、スジ、グッデイジウォン、ウヒ

男子:ホジョン、ジェオプ、ハンギョル、チャン

<2回目>

女子:スジ、グッデイジウォン、ユナキム、ウヒ

男子:チャン、ジェオプ、ハンギョル、スウン

<3回目>

女子:スジ、グッデイジウォン、ウヒ、ジエン

男子:キジュン、ジェオプ、ハンギョル、スウン

 

○ボーカルチェック

最後のボーカルチェックの様子の事前映像。最後だけあってチヨルや白塗りオバサンヒョナはもちろんサニまでゲロ甘になる。Tingチームの指導中セミが「他の子みたいに可愛くできないんですけど・・・」とヒョナにアドバイスを求めた瞬間いきなり全員ギャ~~!と叫んで部屋から飛び出していき、それにつられたヒョナも慌てふためいてヒール吹っ飛ばしてこけてしまう(危ない)。その後ケーキを持ったウィジンとともに女子チーム全員が一斉に入ってくるサプライズ。背中にヒョナオンニサランヘみたいなメッセージ書いた紙を貼っててブート評価のときのA-JAX思い出した。何の番組だこれ。男子も同様にチヨルサニにサプライズ。ピにはメッセージ映像だけで済まされてた。ピにもサプライズしてやって!

 

○ファイナルミッション

参加者たちにキリングパート決めのオーディションをするというアナウンスが。自分で作った振り付けを披露して、指導陣が決めるのかお互い投票し合って決めるのか分かりませんがまあつまり曲のセンターを決めるってやつです。

 

・Ting

ジエンが作った振り付けなんかラブムっぽかった。ジウォンヒョンジュソミの振り付けは、可愛さのポテンシャルありきな感じで正直お姉さん組の方が好きだった。ユナキムが踊る前にファヨン先生一言「感謝してる。あなたがいるチームはいつもとても上手くできていた。それくらいあなたがチームをよくしていた」ユナキム嬉し泣き。タルコメであれだけ難癖つけておいて・・・ソミは「一緒に仕事しない?」という最大級の褒め言葉をもらう。「こんなに褒められたことないので・・・」とソミいつもの号泣。というわけでセンターはソミに決定。ファイナルでこういう超ポップな曲をうたっているという事実がメチャクチャ泣ける・・・

 

・You&I

開口一番ボリムを褒めるファヨン先生。いつかの放送で「先生に褒められるまで頑張りたい」と言っていたボリム、目標達成。ジフンのシロウト振り付けにもアイデア多いねって褒めるファヨン先生・・・ちょっと前ならそんなのただのエクササイズだからってバッサリだったはずなのに・・・もっと叱ってよ・・・肝心のセンターはウヒに決定。自信に満ち溢れた表情しててかっこよかった。Tingとともに超良曲。またどこかで聴きたい。

 

・Dancing with the devil

ドンヒョンの余裕ある感じを見習いたいというティモテオ。ジェオプは「お前は歌が上手いから歌に集中した方が良さそう」と半笑いで言われる。ロクヒョンはキレキレでキャッチーな振り付けでファヨン先生「テバ~👍」とべた褒め。こうしてファイナルに向けて気合いを入れてきたロクヒョンがセンターとなる。デビルの発音のクセよ。ウィスパーに引っ張られてデスパー言っとる。

 

・クロジョ

Can you raise me 「up」のところでマルコがうつ伏せになって顔を上げるおふざけ振り付けを見せて大爆笑したファヨン先生「一緒に仕事しない?」ピルドク・ウィジンのダンス強者はもちろん完成度は高かったが、欲を出しすぎて実力の誇示に終始してしまい、他と合わせるという視点が足りないことを指摘される。ドンミョンはメンバーの助けも借りた振り付けを披露し、指導陣に「才能あるよ」と言わしめる。結局センターはデウォンに決定。女子とは違ってあまり男子の曲ピンと来なかったからクロジョチームはネッコしてほしかった。

 

○家族からのメッセージ

キリングパートを担当するメンバーの発表という名目でシアターに集められた参加者たち。しかし実際は事前に収録されていた参加者たちの両親をはじめとする家族からのメッセージが流れる。グッデイジウォンママ若くて綺麗だったし、ユンジョママドンヒョンママはマダム感すごくてなんというか想像通りだった。ユンジョママふわふわの猫抱いとったし。漫画か。マルコの両親は食堂経営してるっぽくて今度渡韓したらぜひ行きたいし、「気持ち悪くて言えなかったけど(ドンミョンと)双子で良かった」と言うドンミョンの双子の弟はイケメンだったし、イェビン弟の大物感ちょっとイラッとしたし、スジ父は完全にジョンレノンだったし、ホジョン父はタイから、ユナキム母はアメリカから応援メッセージを寄せていた。苦労の多かったデウォンやティモテオは優しいメッセージに大号泣。

 

その中でもイェビン母、エンシア母、ピルドク父のメッセージで涙腺崩壊。イェビン母「歌手になりたいと言い出したとき反対したことを申し訳なく思っている。この世界に幸せだと感じながら働ける仕事は多くない」エンシア母「一度お母さんが考えなしに、あなたがやってることは何なの?と聞いたことがあって、ソウン(エンシア)が傷ついてしまって、私も普通の子たちみたいにアルバイトしてお小遣いに頼らず生活したいと話したとき、間違ったことを言ってしまったと、そのことがいつも気がかりで」ピルドク父「デビューしたときとても気分が良くて自慢して回りたかったけど、ドユニに出る前2年もカムバックせず家にいて、いつカムバックするのかと聞くたびに、ちょっとだけ待っててと言うのが悲しかった」そしてご本人登場し熱い抱擁を交わす。振り付けも授業参観スタイルで披露。モテ男母のお気に入りはハンソルらしいです。

 

VTRが終わりJooとチヨルのMC。Jooは曲を書いていると近況を伝える。その後S.I.Sやソヤ、キャスパー、レファンなど脱落していった参加者たちの現在の様子が伝えられる。そしてコスモス作曲チームが作ったサライソング「Present」を歌った後投票が締め切られ、宿舎の部屋での本音トーク、あなたにとってThe Unitとは?(鏡とか成長痛とかよく分からん例えしてた)、150日をともに過ごした参加者たちへの感謝の気持ち、最後の練習を終えて宿舎を去る様子などが放送され、いよいよ順位発表へ。

 

○デビューメンバー発表

女子8位~3位→男子8位~3位→女子1,2位→男子1,2位→女子9位→男子9位の順に発表される。ピのネタバレ順位発表もマイルドになってて特定までには至らなかったのでよかった。()内は前回の順位です。1pick怖いですね。この票数なら事務所の先輩とかがちょっと告知するだけで一気に順位変動してそう。リアルタイム投票1メッセージにつき9票の効果あるし。

 

・UnitGデビューメンバー

1位:ウィジン 108,066票(1)

2位:イェビン 83,910票(3)

3位:エンシア 82,174票(4)

4位:ユンジョ 78,519票(12)

5位:ヒョンジュ 72,090票(10)

6位:ヤンジウォン 68,193票(8)

7位:ウヒ 66,054票(9)

8位:ジエン 61,023票(11)

9位:スジ 60,954票(5)

 

一番のサプライズ選出はジエンくらいで、その他はまあ妥当かなといった感じ。前回2位のセミがあれだけ持ち上げられておいて結局13位ですが・・・ジエンが選ばれたときのユジョンとヘインが嬉しさよりも戸惑いの方が大きそうだったのが印象的だった。ラブムは普通に活動の場所あるし需要もありますからね。9位候補にはグッデイジウォン、ユナキム、スジ、ソミの4人が挙がり、スジが見事最後の椅子を獲得。「ユナオンニとこの場所に一緒に立つつもりだったのに・・・」と複雑な気持ちを告白。そんなユナキム10位で、プデュみたいに9位候補の4人のうち下位から発表されるシステムじゃなくて本当によかった。スジとユナキムのマッチアップとか耐えられません。ちなみにTheArkのメンバーも全員来てたらしい。

 

・UnitBデビューメンバー

1位:ジュン 165,309票(1)

2位:ウィジン 164,838票(2)

3位:ホジョン 90,510票(3)

4位:ピルドク 82,170票(4)

5位:マルコ 81,606票(16)

6位:ハンソル 78,504票(6)

7位:デウォン 77,886票(9)

8位:キジュン 77,337票(10)

9位:チャン 74,367票(15)

 

ことあるごとにヒョナが順位予想しててそのたびにスウンスウン言ってて結局入ってないスウンよ。男子はマルコとチャンがサプライズ選出。1~4位までは前回とまったく同じで安定感ある4人。ウィジンがここまで票数多いの純粋に疑問なんだけどなんで?嫌いじゃないしむしろウィジン好きだけど理由がよく分からん。ピルドクは最初から最後まで永遠の4位。9位候補にはチャン、ティモテオ、ジェオプ、ドンヒョンの4人が挙がり、まさかのチャンが最後のメンバーに。チャンが選ばれたときのティモテオ、一瞬は落胆を隠せなかったけどすぐにチャンを祝福してて強い人だなと思った。10位~18位のメンバーのほうがバランス良いとか言われるようですでにドユニ版JBJの署名活動も始まっている様子。

 

<男子最終順位>

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<女子最終順位>

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○TheUnitを終えて

ここからドユニ本編を終えての私の感想です。率直に言うとこの番組、ある点において意義深さはあったのではないかと思います。番組開始当初からプデュと比べた視聴率の低さや企画がプデュの模倣であること、コンセプトに一貫性がないことなどを指摘され続けてきました。番組が終わった今も至るところで、デビューしたとしても今後売れるのか、果たして再起できるのかどうかと言われていて、「失敗した」とまで切り捨てている記事も見かけたりします。確かに私も初めの頃は少なからずそう思っていた部分もあったし、今もそのような意見に賛同する面もあります。

 

しかし、客観的な評価をもらって自分にできること、できないことの再確認をすること、失っていた自信を取り戻すこと、人生の節目として気持ちに整理をつけること、そのような参加者たちのメンタリティ的な意味での再起という点では十分に意義があったのではないでしょうか。少なくとも番組を見ていたならば、そのようなメンタリティの再起という「成果」を一切考慮に入れることなくただただ注目度が低かったからという理由だけで一概に「失敗」と結論付けるのは間違っていることくらいすぐに分かるのではないでしょうか。そのような考えは偏ったものに過ぎないし、私には批判ありきの論調に思えてしまいます。韓国の芸能界が厳しい世界なだけに、売れる/売れないの話に結局収束してしまうため、売れることが再起に直結しているように考える人があまりに多い気がします。そのような売れることが正義だという雰囲気に一石を投じることはできたのではないでしょうか。綺麗ごと言ってるのは分かっていますし、参加者たちに情が湧いたからこそ批判的な記事を見かけて腹が立っているだけなのかもしれませんが・・・

 

ただ少なくとも私にはデビュー組にしろ惜しくも脱落してしまった組にしろ、この番組きっかけでたとえ「世間的には」売れなかったとしても、完全に自信を失うことはないのではないかと思えます。番組の編集に苦しんだ子達もいるので一概にはそう言えないかもしれませんが。そして、出演を疑問視されていた新人の子やある程度知名度があるような子にももちろん大義や秘めた思いはあります。私も最初はそのような子の参加に疑問がありましたし今でも感情的になると「もっと陽の目を見てない子たちにチャンスをあげてよ」と思いますが、少しでも今目の前にチャンスが転がっているなら掴みたいのが普通ではないでしょうか。これに関しては参加者の年齢や活動歴に条件をつけなかった番組側に問題があると思います(つけていたかもしれませんが)。

 

私が言いたいことは、9位以内に入ること、そして世間的に売れること、それ以外にも大事なことはあったのではないかということです。あまりにも売れない売れない言われてウンザリしてますし、そもそもこの番組にはこの番組独自の意義があるのにプデュと同列に語ること自体どうかと思います。マジムカついたから絶対1位取って欲しい(結局それ)。取るまで日本来ないでほしい(男子はすでに気配アリで怖い)。

 

これでドユニ備忘録シリーズは終わりです。正直めちゃめちゃ疲れました。オーディション番組を追うというのはやりたいことの一つではありましたが、ここまで力入れることになるとは当初思っていませんでした。凝り性なのでブログにもどんどん熱が入っていきましたが、その分めちゃくちゃ楽しかったです。デビュー組はもちろん追いますし、脱落組もゆるく追っていければと思っています。もしかしたら紹介記事とか書くかもしれません。オーディションブームもプデュ48で終わりか?と言われていますが、せっかくなのでこれもちらちらチェックしておこうかなと思います。ブログはもう絶対書きませんがデビューメンバー発表の楽しさといったらなかったので今度は気楽に視聴していきます。では、昨年の10月からお付き合いいただいた皆さんありがとうございました!やっとこの備忘録から解放されると思うと寂しさなど微塵もありませんただただ嬉しい!今後はツイッターでお会いしましょう!