俺らのケーポップ2020

お疲れ様です。皆さん ケーポップ、聴いてますか?私はあまり聴いていません。正確に言うと意識して聴くという行為をほとんどやっておりません。ケーポップがブームではなくサブカルとして日本に定着したと言われて久しいですが、自分個人にとってもそのターンに突入したのかもしれません。

 

今年は皆さん本当にお疲れ様でした。何がとはあえて言いませんが大変なこともあったろうと思います。絵に描いたクソみたいな一年でした。それでもよく頑張りました。しかし家から出られないことで新しい楽しみを見つけた、逆に自分を見つめ直す機会ができ成長に繋がったという方も多いのではないでしょうか。私はと言いますと、去年のこの時期を思い返すとキラッとプリ⭐︎チャンをいそいそと視聴していましたが、今は自分を見つめ直しジュエルペット サンシャインをいそいそと視聴しています。

 

さて、こんな私に果たしてケーポップの話ができるのかと思うわけですが、他にする話も特にありません。あえて挙げるとすれば「私にとってのトムブラウンとチェンソーマン」「同じ家庭で育ちながら対極の存在こと、姉」「ハルヒなら長門アマガミなら七咲、うまるちゃんなら切絵ちゃんという一貫性の男」の3本立てとなりますが…

 

そんな話をしてもどうしようもないので、とりあえずサラッと表面だけなでて出来上がったベスト10を "俺ら" のケーポップとしてやらさしていただきます。"俺ら" に含まれてる皆さん、宜しくお願い致します。お前もです。参考までに2018年2019年の記事を置いておきます。

 

満を持して今年のケーポップベスト10的なものを発表したく。 - Mのブログ

 

2019年のKPOPを10曲選んでみました - Mのブログ

 

ちなみに今年一番心を動かされたケーポップニュースはおけいとじゅりが並んでる写真が供給されたことです。

f:id:ringokun-m:20201222230416j:image
f:id:ringokun-m:20201222230419j:image

初めて見た時から今までずっと面白い。時空が歪んでるみたい。

 

 

10位:DDALALA / XUM

youtu.be

やばい、もう心折れそう。今年はやはり駄目かもしれない。HOT PLACEのTMIから始まった去年の記事から何の進歩もありませんでした。「ケツの部屋を堪能してください」っておすすめされたんだけどおすすめ史上そんなおすすめのされ方ある?ネオンパンチの時といいネットで局所的に注目を浴びる勘の良さみたいなのあるのなんなんだ

自分はこういう誰が何歌ってんねんみたいなケーポップが好きだがこんなのばっかで溢れたらマジで気が狂ってしまうと思う、要はバランスである。定期的にケツの部屋みたいなケーポップが出てくることで救われる命があります。

9位:Hmph! / WJSN CHOCOME

youtu.be

4人は多いな、、ルダが普通にかわいさで押してくる感じあってなんか違うし、、、、、誰か一人はこのコンセプトに納得できてないやつがいる方が味が出るだろ、、、と文句は垂れつつもまだ余剰があればこういうことやってくれるんだという安心感が嬉しかった。宇宙がユニットやるとしたらスビンルダウォンの中間管理職組で架空OL日記やるかダヨルムのふたりはプリキュアがテッパンと言われていますが、ダヨンが天性のオモシロの才でねじ伏せてくれるのでだんだんチョコミありになってきた。飛び道具で終わらないでくれという思いと飛び道具のままでいてくれという思いがせめぎあっている。

8位:LA DI DA / EVERGLOW

youtu.be

令和のウ〜ワ?(韻踏む)よく分からんけどビルボードが選ぶ俺らのケーポップベスト10で1位になっていたのでこのブログのランキングの信用も担保されました!!!!!!!!基本的にケーポップに意味など求めておらず、「everglow forever let's go」等おバカな英語でサタデーナイトにバカテンポできればいいと思っている節があるので、急に俺らのケーポップじゃんって久々にテンション上がった曲でした。闇属性のイロンが見られるの、そういう二次創作っぽくていいですよね。

7位:COOL / Weki Meki

youtu.be

なんと!!!これも!!!!!!ビルボード俺らのケーポップ5位です!!!!!これからこの記事はビルボードが書いたものとして読んでいただいて差し支えありません。冒頭が「私を見て第一声がCOOL...COOL...COOL...」なの良すぎるだろ。エリーの作業着みたいな恰好好き。こういう曲ってカチっと衣装揃えるより、バラバラで多少外してる方が各々のCOOL観の存在を感じさせてよくないですか?そして卒業後もフラフラして行方知らずのサークルの2個上ことルア先輩だ・・・韓国でアイドル目指してるみたいな眉唾情報は聞いてたけど本当だったんですね・・・古参アピしてるやつらいるけど俺はまだ "ルア先輩" だった時から知ってるからな・・・・・

6位:Voice / LOONA

youtu.be

絶対にこっちじゃん、ことる〜なのvoice。ユニットごとに出てくる展開でコレコレコレ~~~~!!言うたし、サビのあの腕をクネクネさせる動きでVOICE退勤したい。もうぽっぴっぽーみたいなる~な見たくない。めちゃくちゃ正直に言うと完全体になったる〜なにはあんまり期待はしてなくて、そしてまためちゃくちゃめちゃくちゃ正直に言うとそのほぼほぼ下限で設定してた期待さえも下回ってくる感じではあったのですが、このる〜なにはキャッチャーミットど真ん中感があって良かったです。早く船頭がイスマンなのか残されし思念体のビョンギなのかハッキリしてほしいところですが、OECの復活もしくはビビちゃんが女児アニメの主題歌歌ってくれるくらいの神展開ないときついな・・・

5位:Feel Good / fromis_9

youtu.be

ちょっと余裕が出てきて肩の力が抜けていて、でも実力はきちんと誇示できているという完成度高すぎ曲ですね。ラブボムなんかは隙が無さすぎてちょっと疲れる部分があるのですが、なんというか究極動かずして歓声を沸かすというのがパフォーマンスの理想だと思ってるところもあるので、プロミスもこういう段階に来ているんだな~と時の流れを感じています。ギャル集団の中俺にだけ優しいギャルことギュリが好きですね。なんで俺にだけ優しくしてくれるんだろう。この間なんか漫画の話したら盛り上がってそれからちょくちょく話しかけてくるし…いや、おま、告るとかそんなんじゃねえって笑(この後勘違いして告白して勘違いさせてごめんねと振られる)

4位:Merry-Go-Round / IZONE

youtu.be

アンユジン、ときめきメモリアルじゃん…桜の木の下で待っててくれよ、、、、、、以外の感情が死んでしまう。アンユジンと図書室で出会いて〜〜〜(普段アンユジンは図書室など来ないがその日はたまたま保健室に人がいっぱいで昼寝の場所を失いふらふらと図書室に流れつき窓際の陽が当たる机で突っ伏している(早口)(かっこの中にかっこ))ただ、10代でアンユジンに出会わなくてよかった、いや、正確には"気づかなくて"よかった。人生終わってた。アンユジンに気づいた瞬間全てが変わります。アンユジンってセカイ系じゃないですか?と思って調べたけど誰も言ってなかった。ところで曲の最後に大体顔を見せる顔の時間あるじゃないですか?あれの時間最近どんどん長くなってると思うんですけどアイズワンの顔良すぎ問題に端を発しているらしいです。

3位:Hands Up / Cherry Bullet

youtu.be

チェリブレは仮想空間やゲーム世界の中で自己完結して遊んでいるグループって認識だったんですが、この曲ではその構造に気づきメタの視点に立って抜け出そうとしている印象を受けます、起承転結で言う転ですね。こういうその時々の表に出てくるコンセプトとはまた別のグループとしての大きな流れがあると大変解釈しやすくて助かります、オタクなので。年明けにかなりはまってこれが見れるなら必ず開催される合コンでおなじみケーコン行こうかな、、と思ってたのに色々あって必ず開催される合コンでおなじみではなくなってしまった。ちなみにまだへユンとギャル脇咲良と雰囲気キムリプしか覚えてないです

2位:Butterfly / WJSN

youtu.be

宇宙戦争まっただなかの宇宙、ポップでカラフルな宇宙、Pantomimeのような無音の宇宙など様々な次元の宇宙を歌ってきた宇宙少女ですが、これに限ってはこれから宇宙へ飛び立つ歌なんですよ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、何?最終巻なの?0巻なの?どっちが好きなの?「本当の私を見つける」という歌詞はなかなか軽薄な自己啓発にも聞こえますが、宇宙少女にはこれまでの文脈があるので全然大丈夫です。この世は文脈がすべて、文脈次第で黒も白になると言われています。宇宙少女流のある意味自己言及ソング。俺はゴリゴリのファンタジーでやらさせてもろてますなグループの自己言及ソングが大好き

1位:Ohh Ahh / Cravity

youtu.be

文化祭でやってそうな曲、文化祭ソングが好きなんですよね、、、いぽいぽ似合いそうな人たちがこういう曲で気取ってれば気取ってるほどいい。貼り付けたステージの衣装はやりすぎな感じもあるけどそのやりすぎて見てられない恥ずかしさも含めてもう青春を引退した者には決して放てない輝きを無自覚に見せつけてくる感じ、、、そして学校の人気者はもちろん、普段そこまで目立ってないけど「あいついつも大人しいけどダンスめちゃくちゃ上手いんだな、、」みたいに "発見" される感じ、、、俺が、、俺だけがハムを見つけるんだ、、、、この後バンドでベースやるハムも俺だけが "気づく" んだ、、、まあここでいう文化祭も概念上のものなのでとわいすやぶるぴんなんかは実際に文化祭で踊られてるんでしょうが文化祭ソングではありません。にじゅ〜はって?話聞いてましたか?現実と概念を混同しないでください(概念でしか生きていない人)

 

 

 

以上、俺らのケーポップ2020でした。曲の話ほとんどしてない気がする。例年だとここから総括的な話をするんですが、総括できるほどケーポップ見てきてないのでやりたい話を適当にやります。

 

◯Panoramaのイェナ

初めは不相応なほど高い立場に置かれ私なんかが…と悩む人が努力を重ねその期待されていたレベルを超えて遥か高いところまで辿り着く、とか、嘘であっても信じ続けていれば本当になる、みたいな枠組みのストーリーテリングが好きなのもあって、イェナがソリノソリとI AMで表現していた背伸びした世界への反抗心みたいなものを当時はまだ現実にはできていなかったかもしれないけれど、パノラマでは他でもない自分自身が世界を変えていく力に昇華していて本当に…アイズワン好きだけどアイズワン追い出したら本当に人生がアイズワンになってしまうと思うので追ってないところもあるんですよね。

 

◯オタクの死

きょう、ケーポップオタクが死んだ。と感じる瞬間が最近多いです。にじゅ~も全く知らないし、ばんたんもDNAで止まってるし、いまだにケーポップ界のマスターピースはAOAのElvisだと思っていて、FNCの練習生はシンクンヘなど踊るな、Elvisだけを体に刻めと思ってるし、というか例えでシンクンヘ出すのも古いし、、、それじゃあと一時期お笑いのオタクにでもなるか~と思ってM1準決勝のライブビューイングいったけど幕間の時間に他の客がめちゃくちゃネタについて語ってて今すぐこの場から帰りて~~~ってなったし、、、

結局ケーポップに関して言えばコンセプトはコロコロ変わるので誰か特定の人間にハマっていないと熱量を維持するのは難しい気がしてきたんですけど、ケーポップの構造の歪さが目につくようになってから人を推すという行為が矛盾だらけだということに気づいてしまい、、オタクではなくケーポップが好きな人間でしかなくなったということなのかなと思います。まあ純粋にオタク的な好きを持続させる体力がなくなってきただけなのかもしれない。もうどうでもいいです。

 

〇オンラインライブは何を見ているのか問題

色々あったおかげでアイドルに限らずオンラインライブを目にする機会が多くなりました。自分も何回かチケットを購入して視聴したりしたのですが、めちゃくちゃコレじゃない感がすごい、、、ライブに求めているものがない、、、なんでなのかと考えてみると、そこには意味がある瞬間ばかりであるという問題があると思うのです。カメラが抜く瞬間というのは大抵曲の見せ場、美しいフォーメーションなど抜かれるだけの理由、意味があるものです。反対にカメラに抜かれなかった数々の意味のなかった瞬間はこぼれ落ち、誰の目にも残りません。たくさん確認して、本人なりに意味を持たせた瞬間があっても映らなければ、気づかれなければ意味のないものになってしまうこともある。そうした意味のないものを意味のないものとして、意味のあるものを意味のあるものとしてその場の誰かが発見してくれる、そこにライブの優位性があるのではないかとオンラインライブが増えて思うようになりました。ここまで書いて定点カメラならそういうムラがないのでは?と思いましたが、ほら、そこはさ、現場のぬくもりみたいなのがさ、ね、あるじゃん、、

 

 

 

あらためて今年は本当にお疲れさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!来年はドヤ顔でケーポップを総括できるように心を入れかえて年始から気合入れていこうと思います。シグニチャ~頼む!!!!!!!よく分からんけどテンションだけ高い曲はもういいからシンプルに良い曲出してくれ!!!!ネタをネタのまま終わらせないで!!!!!!